Commitment
難削材である超硬合金の加工は、通常ダイヤモンド砥石を使用します。
円筒外径加工や平面加工は、機械設備の能力に応じた加工をすることができます。
しかし、円筒内径加工においては、砥石の形状など物理的な制限があるため、
面粗度や寸法精度のミクロン単位での加工が困難でした。
当社の加工技術は、昔ながらの職人技を駆使した加工方法です。
面粗度と寸法精度の向上に有効な手段で、難削材の加工にも応用ができます。
創業時から培ってきた加工技術は、現在も当社の若手社員が受け継いでいます。
ファインセラミックスは高価なため、当初は手の平サイズの大きさがほとんどでした。
他社との差別化を図るため、当社の得意分野である円筒形状が中心になりました。
セラミックスは、絶縁性を活かした半導体業界での使用例が圧倒的に多く見られました。
当社のお客様は自動車産業が中心で、耐磨耗性を重視した製品が中心となりました。
ところが、そのような耐磨耗用途において、脆いというセラミックスの欠点を露呈させる結果となりました。
そこで、単純に耐磨耗性に加えてセラミックスの「すべり性」の性質が生きる用途に活路を求めてきました。
時代と共にお客様のニーズが変わり、製造する製品も移り変わってきました。
今後もお役様のお役に立つものづくりに係わらせていただきたく思っています。
当ホームページを通じて当社の存在を知っていただければ存外の喜びです。
お客様のニーズと当社の加工技術がマッチングして、お役に立てることを心から願っています。